Grass Valley、ラップトップ型NELワークステーションREXCEED-X15LTを発表
2014年3月17日追補
Grass Valleyは、去る3月12日、ラップトップならではの機動力と同社のノンリニア編集ソフトEDIUSが誇る編集能力で、作業効率を飛躍的に向上させたノンリニア編集ワークステーションREXCEED-X15LTを発表した。機動性に優れたラップトップタイプながら、XDCAMやP2などの放送用フォーマット、Grass Valley HQXやH.264などのフォーマットをネイティブでリアルタイムに編集可能なパフォーマンスを備えている。
同製品は、64ビットネイティブサポートや最新フォーマット(XAVC、AVC-Ultraなど)に対応した業務用ノンリニア編集ソフトEDIUS Elite 7がプリインストールされている。64ビットへのネイティブサポートや、デコード/エンコード処理の高速化を実現したことで、XDCAMやP2などのプロフェッショナルフォーマットやAVCHDやデジタル一眼などのフォーマットに加え、4K素材にも対応することが可能となっている。また、STRATUSやK2、EWGSを含むGrass Valleyソリューションとの連携にも優れ、素材共有や時差編集など、快適な編集ソリューションの構築にもパフォーマンスを発揮する。
最新世代のCore iプロセッサーや16Gバイトのメモリーに加え、ThunderboltやUSB3.0など、最新のインターフェースの搭載に、ラップトップタイプという高い機動性も加わり、外出先でも快適に編集を行うことができる。具体的には、EDIUS Elite 7 に搭載されているプロキシ編集や持ち出し編集機能を使用することで、外出先でのオフライン編集とオンライン編集をスムーズに連携させることができるほか、ThunderboltやUSB3.0などの高速なデータ転送プラットフォームを活用することで、より追い込んだ制作が可能になり、制作時間を節約できるスムーズなワークフローを構築することが可能となっている。
また、専用コールセンターや故障時の代替機送付、搭載部品故障時の無償保証なども含まれたプロフェッショナルサポートパックが標準で付属し、快適な運用をサポートする。通常1年のサポート期間を最高5年まで延長できるオプションも用意されている。
- OS:Windows 7 Professional 64ビット
- プロセッサー:Intel Core i7 プロセッサー(Quadコア)
- メモリー:16Gバイト
- HDD:500Gバイト
- 光学ドライブ:Blu-rayドライブ
- ディスプレー:15.6インチワイド(最大解像度1920×1080)
- インターフェース:外部ディスプレー;ミニD-sub15ピン×1、DisplayPort×1、ネットワーク;RJ45(10BASE-T/100BASE-T/1000BASE-T)、USB2.0×1、USB3.0×3、Thunderbolt×1、Bluetooth;Bluetooth Ver4.0+EDR準拠
- 外形寸法:幅381.5×高さ35.5×奥行257mm
- 質量:約3.4kg
- 消費電力:最大200W
- 価格:¥79万8000(税別)
- 発売日:2014年3月上旬
- URL:http://www.grassvalley.jp/products/rexceed-x15lt.php