JVCケンウッドが、レンズ交換式の業務用4KメモリーカードカメラレコーダーGY‐LS300を発表


 JVCケンウッドは、2月19日、ハンドヘルドタイプの業務用4Kメモリーカードカメラレコーダー「GY‐LS300」を発表した。

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 同機は、4K記録を可能にする新開発のSuper35mm CMOSセンサーを搭載。4K撮影時には150Mbpsの高解像度記録に対応する。また、マイクロフォーサーズシステムマウントを採用し、さまざまなレンズを使用することが可能。対応するマイクロフォーサーズレンズであれば、アイリス、フォーカス、ズーム、光学手ブレ補正といった機能を本体から操作できる。

 価格はオープンとなっているが、想定価格は¥50万前後(税別)。発売は2015年3月下旬の予定となっている。

 GY‐LS300では、撮像素子に新開発の4K対応Super35mmサイズのイメージセンサー(総画素数約1350万画素)を搭載。同センサーは、JVCケンウッドのグループ会社であるAltaSensが開発したもので、センサーサイズを活かした高精細な映像と被写界深度の浅い映像表現を実現する。また、ワイドダイナミックレンジにより、明暗差が大きな被写体や低照度の環境下における撮影でも、鮮明かつ色再現性の高い撮影が可能だという。

 レンズマウントには、前述のとおりマイクロフォーサーズシステムマウントを採用。発表日の2月19日時点では、
・M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8
・M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5〜6.3EZ
・パナソニックLUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S
が、推奨レンズとして紹介されている。

 またGY‐LS300では、独自のバリアブルスキャンマッピング技術を搭載。同技術により、レンズ有効径がセンサーサイズ未満の時でも、スキャンサイズを変更することで、最適なセンサー領域を設定することができる。「Super35mm」「マイクロフォーサーズ」「スーパー16mm」など、各種レンズの有効径を最大限に利用した撮影が可能だ(スキャンサイズにより有効画素数は変化する)。

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 記録フォーマットとしては、4K(3840×2160画素)24/25/30pの記録・再生を実現するほか、HD、SD、プロキシにも対応。4K撮影時には150Mbpsの高解像度記録、HD撮影時には50Mbpsの4:2:2記録にも対応している。

 記録メディアにはSDHC/SDXCメモリーカードを採用。カードスロットは2基で、リレー記録、デュアル(同時)記録、バックアップ記録(RECスタート/ストップ記録とベタ記録)を選択できる。

 また、デジタルビデオ出力として、3G/HD/SD-SDI端子とHDMI端子を装備し、共に4Kを含めた外部出力が可能。非圧縮フルHD映像信号(音声信号含む)なら、SDI端子とHDMI端子から同時に出力することもできる。

価格:オープン(想定価格;¥50万前後/税別)

発売:2015年3月下旬

問い合わせ先:JVCケンウッドカスタマーサポートセンター
・TEL 0120-2727-87
・TEL 045-450-8950(携帯電話・PHS・一部のIP電話など、フリーダイヤルが利用できない場合)

URL
http://www3.jvckenwood.com/pro/video/gy-ls300/(製品情報)
http://www3.jvckenwood.com/press/2015/gy-ls300.html(ニュースリリース)
http://www3.jvckenwood.com(JVCブランドWebサイト)

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