殿の知りたい! 探究心フォーカス・第1回:SHOGUNのファームウェア6.2
ATOMOSの4Kモニター一体型レコーダー「SHOGUN」は、昨年12月に日本でも出荷が開始され、その後も度重なるバージョンアップで日々進化を遂げています。
2015 NAB Showでも5月末にリリース予定の次期ファームウェア6.3が発表され、タイムラプス機能やプレイリスト設定機能、HDMI/SDI出力への3D LUT適用、アナモルフィックアスペクトレシオ対応などの機能強化が明らかとなりました。最新情報は、ATOMOSのFacebookでチェックできます(ATOMOS Facebook:https://www.facebook.com/AtomosJapan)
今回は、3月18日にリリースされた現バージョンのファームウェア6.2について、追加機能をATOMOSの戒能 正純 氏にご解説いただきました。
SHOGUNは、昨年6月5〜8日までParamauntで開催された2014 Cine Gear Expo Los Angelesで発売が予告されてから、大変期待していた機材でした。このときの模様は、「オタク 社長手塚一佳氏の2014 Cine Gear Expo Los Angelesレポート」に詳しく書かれています。
この2014 Cine Gear Expo Los AngelesのATOMOS ブースにて興奮しながら収録した映像がこちらです。
私の愛用するパナソニックGH4のファームウェアも、現在はバージョン2.1となり(2015 NAB Showで、バージョン2.2の4月末リリースが発表になりました)、4K動画再生性能が改善されて、HDMI出力信号にタイムコードや外部機器の制御信号も付与できるようになりました。
- GH4のトリガーと連動させて、ストレスなくSHOGUNでの収録ができるので、本格的に運用可能になりました
- SHOGUN+GH4はコンパクトな収録システムとなるので、通常諦めてしまうような場所でも写真のようなセッティングができて大変重宝します
- GH4と連動して収録が始まると、画面の枠が赤くなって非常に視認性が良く、安心して収録ができます
- ピント確認についても、モノクロにしてピーキングを入れて見ることが、収録時も再生時にもできて大変助かります
- SHOGUNは気の利いたパッケージケース付で、希望小売価格が¥27万9,000(税込)と驚きの低価格
タイムコードと外部機器への記録制御信号は、ATOMOSの製品とATOMOSの拡張仕様に対応した機器で利用が可能となり、GH4のトリガーと連動させて、ストレスなくSHOGUNでの収録ができます。GH4のHDMIから出力される非圧縮の映像信号を4K収録するには、万全の体制が整いました。4K収録の必需品になりそうです。
URL:
・http://atomos.co.jp/shogun/(メーカーサイト製品情報)
・http://atomos.co.jp/support/(ファームウェアダウンロード)
・Facebook;https://www.facebook.com/AtomosJapan(最新情報)