パナソニック、2014 NAB Showの出展概要を発表
パナソニックは、4月7〜10日の4日間にわたって米国ラスベガスで開催される2014 NAB Showにおいて、「When it count」をテーマに、新型VARICAMなどの4K制作機器、AVC-ULTRA搭載P2HDシリーズなどのネットワーク対応ファイベース機器や、ライブスイッチャーなどのHDソリューションの出展を行う。
■VARICAM 35、GH4、4Kモニターなど4Kソリューションを展開
VARICAM 35は、スーパー35mm 4K MOSセンサーと「AVC-ULTRA」コーデックファミリーで4Kに対応した「AVC-Intra 4K」により、高画質でストレスフリーな4K収録を実現している。また、4K撮影機材としては、世界で初めて4K動画撮影に対応したミラーレス一眼カメラ「GH4」を出展。業務用カメラレコーダー同様のインターフェースと操作性を提供する、拡張インターフェースユニットAG-YAGHGとの組み合わせも展示される予定。
昨年の11月より販売を開始した4K液晶モニターBT-4LH310はLUTのアップロードに対応。デジタルシネマワークフローにおいて、現場での撮影時に編集時と同じ色設定でモニター確認が行えるなど、高精度なカラーマネージメントが可能となっている。
その他、4KタブレットPCの「TOUGHPAD 4K」、4K対応デジタルハイビジョンテレビ「WT600」、4Kウェアラブルカメラ(参考出展)なども展示される予定。
■ネットワーク対応ファイルベース機器、ライブスイッチャーやリモートカメラなどのHDソリューション
モジュラータイプカメラに生まれ変わったHDハイスピードカメラ/レコーダーVARICAM HSが参考出展される。また、P2HDシリーズの新製品ハンドヘルド・カメラレコーダーAJ-PX270によるネットワーク対応(通信融合型)ファイルベース映像収録ソリューションも展示される。同製品により、報道、海外ロケなど、収録現場から本局へのメディア搬送に伴う時間的ロスを大幅に削減できる。同社はネットワークベース対応機器を次世代放送取材機器の先導役として位置づけ、順次展開していく予定とのこと。
また、3月より出荷が開始された新型2MEライブスイッチャーHS6000も出展される。同社ならではの信頼性に加え、操作性に優れたコントロールパネルデザインが採用されている。そのほか、IP接続対応のHDリモートカメラシステムや、IPリモートコントロールに対応したカメラシステムなども展示される予定。
■主な展示商品
[4Kソリューション]
・モジュール式4Kカメラ/レコーダーVARICAM 35 (動作サンプル、参考出展)
・世界初4K動画撮影対応ミラーレス一眼 GH4(新製品)と業務用インターフェースユニット(オプション、新製品)
・4K液晶モニター(31型)BT-4LH310
・4Kウェアラブルカメラ(動作サンプル、参考出展)
・4K対応液晶テレビ(65型)TH-L65WT600
[HDシステムソリューション]
・1080/240p撮影システム:モジュール式HDハイスピードカメラ/レコーダーVARICAM HS(動作サンプル、参考展示)
・P2HDシリーズ:AVC-ULTRA搭載ネットワーク対応ファイルベースシステム、2/3型3MOSショルダーマウントカメラレコーダーAJ-PX5000G、1/3型3MOSハンドヘルド・カメラレコーダーAJ-PX270(新製品)、ハーフラックサイズ・レコーダーAJ-PD500
・AVCCAMシリーズ:カメラレコーダーAG-AC90ほか
・2MEライブスイッチャー AV-HS6000(新製品)
・リモートカメラ AW-HE120/HE60シリーズ
- パナソニックブース:セントラルホール C3607
- 問い合わせ先:システムお客様ご相談センター TEL 0120-878-410
- URL:http://panasonic.biz/sav/