Tektronixが波形モニターWFM8300型による4Kサポートを発表
Tektronixは4月7日、2014 NAB Showの出展内容について、放送事業者が直面している番組の画像/音声品質問題に対応した最新ソリューションの展示をすると発表し、その中で波形モニターWFM8300型による4Kサポートの技術展示を行うことを明らかにした。
WFM8300型の波形モニターは、4Kコンテンツのスループット要求を元に設計された高性能アーキテクチャを使用しており、簡単なアップグレードで4Kサポート機能を追加することができるという。
展示ブース(N5223)ではアップグレードしたWFM8300型による波形の4タイル表示、ピクチャ、ベクトル、ガマット、アイパターンなど、数多くの4K測定の技術展示が行われ、WFM8300型のユーザーは既存の製品を入れ替えることなく、4K Ultra HD(3840×2160)コンテンツに対応できることが示された。
すでにWFM8300型を使用中の場合だけでなく、4K移行に対応するシステム設計をこれから行う場合においても、4Kへ本格的に展開する適切なタイミングにおいてスムーズにアップグレードすることが可能となる。
そのほか同社ブースでは「Ensuring content quality from start to finish」をテーマに、クラウドベースの品質管理(QC)、ABR(Adaptive Bit Rate)コンテンツのビデオ品質モニタリング、HEVC/H.265の詳細な解析、物理層測定機能を搭載したポータブル波形モニターなどの最新ソリューションを展示。
これらの製品を含めた多くの製品のデモを行い、品質管理に求められる課題についても同社のビデオエキスパートが案内を行っている。
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