ATOMOS、同社のレコーダー製品に最適なHDMIケーブル9種発売


 ATOMOSは、同社のNINJA BLADEやNINJA STARなど、HDMI入出力対応のレコーダー製品での使用に最適な、HDMIケーブル9種の発売を開始した。ケーブル長30cmおよび50cmと、同社レコーダーとカメラを接続する際に使いやすい長さが用意されている。また、カール加工がほどこされているため、若干の長さ調節が可能となっており、ケーブルマネジメントも容易に行える(ATOMCAB012を除く)。

 上図のとおり、豊富なコネクター形状が取りそろえられており、特にMicro to Micro(ATOMCAB005)とMicro to Mini(ATOMCAB006)のコネクターを採用したケーブルは、現状市場でほとんどみることができず、L字型コネクターの採用もあり、NINJA STARユーザーには必須といっても過言ではないだろう。

 また、同社のこだわりを感じるのは、カール加工のされていないMicro to Microコネクター採用のATOMCAB012の存在である。同様のコネクターを採用したATOMCAB005がラインナップされているのに、わざわざカール加工されていない製品をリリースしたの理由は、その質量にある。ATOMCAB005が実測値で30gなのに対し、ATOMCAB012は22gとなっている。たった8gの違いではあるものの、NINJA STARの主な用途の1つにマルチコプターでの運用があり、1gでも軽い方がオペレーション時に有利であろうという、同社の配慮がうかがえる。

 なお、ケーブルに採用されているL字型Microコネクターだが、ソニーα7S付属のケーブルプロテクター(抜け防止のカバー)を使用することはできない。ATOMOSでは、近日発売予定の4K対応レコーダーSHOGUNをα7Sで運用する予定のユーザーに向けたケーブルも検討中とのことである。


同カテゴリーの最新記事