ATOMOSから4K対応のHDMI入出力モデル「NINJA ASSASSIN」が登場〜SHOGUN同様の基本性能を搭載しつつ安価に
Atomosは、9月1日、4K記録に対応したモニター一体型レコーダー「NINJA ASSASSIN」を発表した。
NINJA ASSASSINは、同社SHOGUNと同様の基本性能を搭載しつつ、SDI端子やオ ーディオXLR入出力を割愛し、HDMI入出力専用モデル。価格は¥16万4810(税別)と、かなりリーズナブルに設定されており、2015年9月2日より発売も開始される。
- モニターにはタッチパネル式の7型フルHD(1920×1080)S-IPS液晶を採用。外形寸法は幅196×高さ110×奥行47mm、質量が430g(記録メディアおよびバッテリー含まず)。本体を保護する赤色(NINJAシリーズのイメージカラー)のバンパーが付属している
NINJA ASSASSINは前述のとおり、HDMI入出力装備(スルー出力にも対応)し、Apple ProRes HQ/422/LT(4K)とAvid DNxHRの4K 30p, 25p, 24pおよびフルHD 60p(120p)までの収録に対応している(4K RAWには非対応)。
機能面でも、3D LUT対応や、プリレック(4K約2秒、HD約8秒)、タイムラプス収録など、SHOGUNと同様の機能が提供され、AtomOS6.41相当の機能で発売となる。
- 両サイドパネルには電源ボタンと入出力端子が割り振られている。HDMIはタイムコードやレックトリガーにも対応。オーディオ入出力はステレオミニ、そのほかLANC、DC入力、ヘッドホン出力を備える
- タッチパネルベースで使いやすいモニター(3D LUTセレクト画面)。拡大表示の際には、タッチパネルで拡大エリアの移動も可能。キャリブレーションにも対応している(ATOMOS Spyder)
- バックパネルにはマスター キャディー(SSDケース)とバッテリーの差し込み口を配置。バッテリーは、ソニー製Lバッテリーも利用できる
- 同梱品として、NINJA ASSASSIN本体のほか、マスター キャディー(SSDケース)×1、本体用ACアダプター×1、本体保護バンパー×1、ソフトキャリングケース、クイックスタートガイド(簡易マニュアル)が付属する
NINJA ASSASSINは、SHOGUNや他のAtomos製レコーダーと異なり、 バッテリー、 バッテリーチャージャー、 ドッキングステーション(マスターキャディーのPC/Mac接続用)が標準で同梱されていない。初めて購入するAtomos製レコーダーが、NINJA ASSASSINである場合は、注意が必要だ。
ちなみに、バッテリー(5400mAh)が¥10800(税込)、 バッテリーチャージャーは¥4500(税込)、 ドッキングステーションは¥6400(税込)となっている。すべて購入する場合、NINJA ASSASSINも含めると、¥19万9695(税込)となる。なおバッテリーおよびバッテリーチャージャーには、ソニー製Lバッテリーのものを利用することが可能だ。
価格:¥16万4810(税別)
発売:2015年9月2日
問い合わせ先:銀一 海外商品部 distribution@ginichi.com
ATOMOS atomosjapan@atomos.com
URL:http://www.atomos.co.jp/ninja-assassin/(メーカー製品情報)
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